素通る(読み)スドオル

デジタル大辞泉 「素通る」の意味・読み・例文・類語

す‐どお・る〔‐どほる〕【素通る】

[動ラ四]素通りする。
「柴囲ふ庵の内は旅だちて―・る風もとまらざりけり」〈山家集・中〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「素通る」の意味・読み・例文・類語

す‐どお・る‥どほる【素通】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 すどおりする。何もじゃまされないで通りぬける。
    1. [初出の実例]「柴の庵にはこものかこひそよめきてすとをる物は嵐也けり」(出典:散木奇歌集(1128頃)秋)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む