紺色(読み)コンイロ

デジタル大辞泉 「紺色」の意味・読み・例文・類語

こん‐いろ【紺色】

紫がかった濃い青。濃い藍色。紺。

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精選版 日本国語大辞典 「紺色」の意味・読み・例文・類語

こん‐いろ【紺色】

  1. 〘 名詞 〙 藍の濃い色。青黒く紫を含んだ色。紺。〔交隣須知(18C中か)〕

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色名がわかる辞典 「紺色」の解説

こんいろ【紺色】

色名の一つ。JISの色彩規格では「暗いみの」としている。一般に、濃い藍染の色をさす。古くは藍染の染物屋紺屋といい、木綿の普及とともに染物屋全体の代名詞となった。それほどまで日本の庶民に親しみのある色。紺地に白い絣かすりのある紺絣は長く普段着の典型であった。現代でも剣道弓道などの袴は紺袴であり、会社員のスーツも紺色が多い。また国が表彰する紺綬褒章こんじゅほうしょうの綬(リボン)は紺色。

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