紫銅(読み)シドウ

精選版 日本国語大辞典 「紫銅」の意味・読み・例文・類語

し‐どう【紫銅】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「しとう」か ) 青銅。からかね。
    1. [初出の実例]「紫銅 シトウ」(出典:文明本節用集(室町中))
    2. 「かねの色青く白けその内に赤めにもみゆるむらあり小き処はくろめ也是紫銅なり」(出典:宗湛日記‐天正一五年(1587)三月一六日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android