紺染(読み)コンゾメ

デジタル大辞泉 「紺染」の意味・読み・例文・類語

こん‐ぞめ【紺染(め)】

紺色に染めること。また、その染め物。

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精選版 日本国語大辞典 「紺染」の意味・読み・例文・類語

こう‐ぞめ【紺染】

  1. 〘 名詞 〙 「こんぞめ(紺染)」の変化した語。
    1. [初出の実例]「紺染 コウソメ」(出典:運歩色葉集(1548))

こん‐ぞめ【紺染】

  1. 〘 名詞 〙 紺色に染めること。また、その染物。こうぞめ。〔俳諧・毛吹草(1638)〕

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世界大百科事典(旧版)内の紺染の言及

【紺】より

…染色の一種。藍汁をもって染める染色法で,《倭訓栞》にも〈紺は藍を搔たてゝ染るもの也〉とみえるが,室町時代以降の商品経済の発達とともに,紺染が商業としても飛躍的に発展し,1349年(正平4∥貞和5)には,紺染を商う紺座や紺屋(こうや)の店舗と推測される史料がみられる。それとともに染色技法も高められ,室町時代初頭成立の《庭訓往来》に京都の〈猪熊紺〉があげられているのは,この染めがすでに京都の名産として名を成していたことを示している。…

※「紺染」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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