経箱(読み)キョウバコ

精選版 日本国語大辞典の解説

きょう‐ばこ キャウ‥【経箱】

〘名〙 経文を入れておく箱。経函(きょうかん)
※観智院本三宝絵(984)下「経箱のうちにしるしをけれは死にてのちにとりえたりといへり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の経箱の言及

【経筒】より

…このように,その形状はきわめて多様で,なかには全体を宝塔そのものに近い形に製作した例もある。なお,箱形の直接容器は経箱というが,経筒の中に含める場合もある。一般に銅製品以外の形状にはそれほど変化は見られない。…

【箱】より

…近世の茶人が愛好した茶箱が好例で,比較的小型の茶道具を納めて携帯に便利とし,趣好を反映して仕立てるほか,茶器や軸物をいれる保存箱も考案された。 宗教関係の箱も多様をきわめたが,経典を納める経箱,密教の灌頂(かんぢよう)の際に三昧耶戒(さんまやかい)の式文などを納める戒体箱,法会の次第・説教文などを納め脇机上におく据(すえ)箱,説相箱,念珠箱,宝珠箱,袈裟箱,三衣箱があげられる。 これらの箱は,美的に荘厳され,その時代の美術工芸技術の粋を尽くしてつくられた名品も多く現存している。…

※「経箱」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

人望

信頼できる人物として、人々から慕い仰がれること。「人望を集める」「人望を失う」...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android