経頭蓋磁気刺激治療

共同通信ニュース用語解説 「経頭蓋磁気刺激治療」の解説

経頭蓋磁気刺激治療(TMS)

専用のコイル頭部に当て、発生するパルス磁場によって特定部位の神経細胞を繰り返し刺激し、脳の働きを正常へと近づける治療法。うつ症状への効果が一定程度認められ、日本では2019年に一部のうつ病患者に保険適用された。身体への有害性や負担が少ない新しい治療法として注目されるが、日本精神神経学会の適正使用指針は、18歳以上で、かつ薬物療法により十分な改善がみられないうつ病患者に対象を限定。海外では強迫性障害ニコチン依存症などを治療対象にしている国もある。

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