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強迫性障害 きょうはくせいしょうがい obsessive‐compulsive disorder

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知恵蔵2015の解説

強迫性障害

身近なものが汚染されていないか、鍵をかけただろうか、自分や他人を傷つけてしまうのではないかなど、不快さや不安を引き起こす考えやイメージが、何度も反復する強迫観念と、過剰に洗浄したり、確認したり、また、嫌な考えを打ち消すために数を数えたりする強迫行為がある。不合理と思っても止められず、その反復性と過剰により、日常生活に支障が出る。親や配偶者を不安解消のための確認作業などに巻き込むこともある。一方、過剰に完全性を求めたり、柔軟性に欠ける道徳観を持ち、様々な規則や手順に拘泥したりする人たちを、強迫性人格障害と呼ぶ。こうした強迫心性は、不登校、摂食障害アパシー(apathy=無気力・無関心状態)、中年期の軽症うつ病などで見られることが多く、現代の社会や教育の在り方との関連が指摘されている。

(田中信市 東京国際大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

きょうはくせい‐しょうがい〔キヤウハクセイシヤウガイ〕【強迫性障害】

強迫観念強迫行為を主な症状とする精神疾患。意思に反して不快な考えが繰り返し頭に浮かび、また、不安を振り払うために同じ行動を繰り返し、生活にも支障が生じる神経症不安障害の一種。治療には薬物療法カウンセリングなど。強迫神経症。強迫症。OCD(obsessive-compulsive disorder)。

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監修:松村明
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