結び上げる(読み)むすびあげる

精選版 日本国語大辞典 「結び上げる」の意味・読み・例文・類語

むすび‐あ・げる【結上・掬上】

  1. 〘 他動詞 ガ下一段活用 〙
    [ 文語形 ]むすびあ・ぐ 〘 他動詞 ガ下二段活用 〙
  2. 結んで上へ上げる。髪を結んで結いあげる。
    1. [初出の実例]「むすびあげたるたたりの、簾垂のつまより木丁のほころびに透きてみえければ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)総角)
  3. ( 掬上 ) 手のひらで水などを、すくいあげる。
    1. [初出の実例]「泊瀬川速み早瀬を結上(むすびあげ)て飽かずや妹と問ひし君はも」(出典万葉集(8C後)一一・二七〇六)
  4. すっかり結んでしまう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む