絡繰身上(読み)からくりしんしょう

精選版 日本国語大辞典 「絡繰身上」の意味・読み・例文・類語

からくり‐しんしょう‥シンシャウ【絡繰身上】

  1. 〘 名詞 〙 やりくりをして、表面は豊かに見せているが、内情は苦しい家計。
    1. [初出の実例]「此卦に当る客はみっちゃ有べし。位ばかりにてからくり身上なり」(出典:洒落本・擲銭青楼占(1771)火水未済)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む