改訂新版 世界大百科事典 「網入りガラス」の意味・わかりやすい解説 網入りガラス (あみいりガラス)wire glass 耐衝撃性あるいは防火性を高めるために,金属製の網あるいは線をはさみ込んだ板ガラス。ガラス自体は普通の板ガラスと同じ組成のもので,ロール法(〈板ガラス〉の項参照)で作られる。金属には,ガラスと熱膨張率をあわせた鉄合金ステンレス系が使用される。表面に模様を付けた型板ガラスのほか,両面を研磨した磨き板ガラスのものがある。厚さは6.8~10mmである。執筆者:安井 至 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by