thermal expansion coefficient
圧力が一定のもとで温度変化に対する膨張の割合を示す係数。体積膨張率α=(ΔV/ΔT)/V0と線膨張率β=(ΔL/ΔT)/L0がある(V0,L0は標準状態の体積と長さ)。物質のデバイ温度に比べて十分低温の場合は調和振動とみなせるが,高温では非調和熱振動が顕著になり熱膨張が著しくなる。したがって厳密には熱膨張率は一定ではなく,高温領域ほど大きくなる。
執筆者:山中 高光
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…同じ物質でも体膨張率は一般に温度,圧力によって変化する。熱膨張率,あるいは単に膨張率といったときにはこの体膨張率を指すことが多いが,固体では,1K上げたときの長さの変化の割合である線膨張率α=⊿l/lのほうがよく使われる。なお,温度がt℃のときの体積を0℃の体積V0を使って,V=V0(1+α′t)と近似的に表したときの係数α′を体膨張率ということもある。…
※「熱膨張率」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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