網打場(読み)あみうちば

精選版 日本国語大辞典 「網打場」の意味・読み・例文・類語

あみうち‐ば【網打場】

  1. 江戸深川、松村町にあった下等な岡場所。
    1. [初出の実例]「深川網打場〈チョンノマ半・平家〉此浄土髪のふう人から大ていどふ店に類す。引事勝れて甚し」(出典:洒落本・婦美車紫(1774)九蓮品定)

網打場の語誌

網打場の地名の起こりについて、「御府内備考‐一一七」には、「松村町、〈略〉町内里俗網打場と相唱候。右者町内北之方同所一色町裏通りに而廻船碇網打候場所に御座候故此近辺右之通相唱候儀と奉存候」とあるが、一説に、将軍御新葬の折、この町からおろし網を上納したところからいうとする。また、もと「綱打場(つなうちば)」と称したのが、後に「網打場」といわれるようになったとも、「網」は「綱」の誤記、誤刻で、「あみうちば」という地名は存在しなかったともいう。

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