網打(読み)あみうち

精選版 日本国語大辞典 「網打」の意味・読み・例文・類語

あみ‐うち【網打】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 投網(とあみ)を打って魚をとること。また、その人。あみぶち。〔書言字考節用集(1717)〕
    1. [初出の実例]「網打の見へずなり行涼かな」(出典:俳諧・蕪村句集(1784)夏)
  3. 網地をはたきのように床に打ちつけて網目をそろえること。編んだばかりの新しい網地は網目が不ぞろいなために行なう。
  4. 相撲のきまり手の一つ。相手の腕をとって、投網を打つように投げるわざ。〔新時代用語辞典(1930)〕
  5. 被覆した電線を保護し、取り扱いに便利なように、絹、綿、麻などの糸を細かく編み合わせて、その外部に巻きつけること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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