総ぬ(読み)フサヌ

デジタル大辞泉 「総ぬ」の意味・読み・例文・類語

ふさ・ぬ【総ぬ】

[動ナ下二]たばねる。また、総合する。
花橘はなたちばな八房―・ねて」〈梁塵秘抄・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 他動詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「総ぬ」の意味・読み・例文・類語

ふさ・ぬ【総】

  1. 〘 他動詞 ナ行下二段活用 〙 集めてたばにする。まとめてくくる。たばねる。また、物事を総括する。総合する。
    1. [初出の実例]「労(いたは)しく総(フサネ)足すこと無かれ」(出典:南海寄帰内法伝平安後期点(1050頃)二)

総ぬの補助注記

下一段化した例として「総 フサ フサネル」が「伊呂波字類抄」に見える。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む