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緑釉陶 りょくゆうとう

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

緑釉陶
りょくゆうとう

鉛を媒溶剤として銅で緑色に発色させた施釉の軟質陶器。緑釉は低火度で溶けるので,陶器作りの初期的段階で一般的に作られた。ローマでは前1世紀頃に始り,中世陶器,あるいはその後の民芸陶器へと受継がれていった。

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世界大百科事典内の緑釉陶の言及

【陶磁器】より

…九州では突帯文と彩色が,畿内から東海では櫛目文が,関東以北では縄文の伝統を引いた縄目文が卓越するが,こうした地域色も後期には衰退し,全国的に無文化する傾向がみられるようになる。
[古代]
 弥生時代に続く古墳時代から平安時代までの古代850年余の間に登場したやきものには,土師器(はじき),黒色土器,須恵器,三彩・緑釉陶器,灰釉陶器などがある。これらの土器,陶器は古墳時代に入って一斉に出現したものではなく,古代国家の発展に即して相継起して登場したものであり,中国,朝鮮など古代アジアの先進諸国家のやきものにその源流がある。…

【緑釉】より

…この鉛釉に呈色剤として微量の銅が加えられていると,緑色に発色して緑釉となり,銅の量によって濃淡を生じる。また,この緑釉をかけた製品,緑釉陶を略して緑釉と呼ぶことも多い。出土品の分析によると,酸化鉛は50~70%,銅は酸化銅として1~3%含まれ,残りのほとんどは二酸化ケイ素となっている。…

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