繁打(読み)しげうち

精選版 日本国語大辞典 「繁打」の意味・読み・例文・類語

しげ‐うち【繁打】

〘名〙 多くの糸で細かく編んだ紐。刀の下緒(さげお)などに用いる。糸の数によって四つ打、八つ打、一六打などがある。
※浮世草子・椀久一世(1685)上「かぶろ市十郎に重打(シゲウチ)の紫帯と清兵衛にささしたる提煙草盆ならでは」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android