繁打(読み)しげうち

精選版 日本国語大辞典 「繁打」の意味・読み・例文・類語

しげ‐うち【繁打】

  1. 〘 名詞 〙 多くの糸で細かく編んだ紐。刀の下緒(さげお)などに用いる。糸の数によって四つ打、八つ打、一六打などがある。
    1. [初出の実例]「かぶろ市十郎に重打(シゲウチ)の紫帯と清兵衛にささしたる提煙草盆ならでは」(出典:浮世草子・椀久一世(1685)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android