繁縷塩(読み)ハコベジオ

デジタル大辞泉 「繁縷塩」の意味・読み・例文・類語

はこべ‐じお〔‐じほ〕【繁縷塩】

ハコベって塩を入れ、粉末にしたもの。歯を磨くのに用いた。

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精選版 日本国語大辞典 「繁縷塩」の意味・読み・例文・類語

はこべ‐じお‥じほ【繁縷塩】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代繁縷を干して炒(い)りつけ、塩を加えて粉末にしたもの。歯をみがくのに用いた。
    1. [初出の実例]「はこへしほ程なをくばる百旦那」(出典:雑俳・川柳評万句合‐安永四(1775)叶三)

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