デジタル大辞泉 「繁縷」の意味・読み・例文・類語 はこべ【繁=縷/蘩=蔞】 ナデシコ科の越年草。道端などに生え、高さ10~30センチ。茎は斜め上に伸び、緑色で柔らかく、卵形の葉が対生する。春から夏にかけ、多数の白い花をつける。花びらは5枚で、深く二つに裂ける。春の七草の一。粥かゆや汁に入れて食用とするほか、小鳥の餌にする。はこべら。《季 春》「カナリヤの餌に束ねたる―かな/子規」 はこべら【繁=縷/蘩=蔞】 ハコベの別名。《季 春》 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「繁縷」の意味・読み・例文・類語 はこべ【繁縷・蘩蔞】 〘 名詞 〙 ナデシコ科の越年草。各地の路傍や休耕中の田畑や畔、園庭などにはびこる、代表的な雑草の一つ。高さ一〇~三〇センチメートル。茎の下部は地表をはう。葉は対生し、楕円形または広卵形で長さ二~三センチメートル、下葉では短い柄がある。早春、集散花序を出し、白い小さな五弁花が多数開く。花弁は二深裂する。花後、きんちゃく状の果実を下向きにつけ、種子を出したのち上向きになおる。春の七草の一つ。漢名、繁縷。はこべら。はくべら。《 季語・春 》[初出の実例]「いちごとはこへとの葉をもみあはせて後」(出典:撰集抄(1250頃)五) はくべら【繁縷】 〘 名詞 〙 植物「はこべ(繁縷)」の古名。[初出の実例]「 繁縷細草也 波久戸良」(出典:新撰字鏡(898‐901頃)) はこべら【繁縷】 〘 名詞 〙 植物「はこべ(繁縷)」の古名。《 季語・春/新年 》 〔観智院本名義抄(1241)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
動植物名よみかた辞典 普及版 「繁縷」の解説 繁縷 (ハコベ) 学名:Stellaria neglecta植物。ナデシコ科の越年草,薬用植物 出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報 Sponserd by