繞く(読み)シマク

デジタル大辞泉 「繞く」の意味・読み・例文・類語

しま・く【×繞く】

[動カ四]とりまく。とりかこむ。
「鯉は戦ひ勝ちぬれば、江に返り上りて、竹生島を―・きて居ぬ」〈今昔三一三六

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 シマ 初出

精選版 日本国語大辞典 「繞く」の意味・読み・例文・類語

しま・く【繞】

  1. 〘 他動詞 カ行四段活用 〙 とり巻く。とりかこむ。
    1. [初出の実例]「鯉は戦ひ勝ぬれば江に返り上て、竹夫嶋を繞(しま)きて居ぬ」(出典今昔物語集(1120頃か)三一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む