罅らく(読み)ひびらく

精選版 日本国語大辞典 「罅らく」の意味・読み・例文・類語

ひびら・く【罅】

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ( 「ひびらぐ」とも )
  2. 土器などが音を立てて割れる。〔観智院本名義抄(1241)〕
  3. 裂け目ができる。ひびく。
    1. [初出の実例]「くらがりや寒の障子のひびらげる」(出典:凍港(1932)〈山口誓子〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android