置き旧す(読み)オキフルス

デジタル大辞泉 「置き旧す」の意味・読み・例文・類語

おき‐ふる・す【置き旧す】

[動サ変]使わないでおいて、古くする。打ち捨てておいて、長い時間がたつ。
「おしてる難波菅笠―・し後はが着む笠ならなくに」〈・二八一九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 他動詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「置き旧す」の意味・読み・例文・類語

おき‐ふる・す【置旧】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 品物を置いたままにして、古くする。使わないで、時がたつ。
    1. [初出の実例]「おし照る難波菅笠(なにはすがかさ)置古之(おきふるシ)後は誰が着む笠ならなくに」(出典万葉集(8C後)一一・二八一九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む