羈絏・羈紲(読み)きせつ

精選版 日本国語大辞典 「羈絏・羈紲」の意味・読み・例文・類語

き‐せつ【羈絏・羈紲】

〘名〙 たづな。また、馬のおもがいとたづな。転じて、つなぎとめること、拘束すること、また、その物事の意にいう。束縛
童子問(1707)下「束縛羈絏此心為事焉」
草枕(1906)〈夏目漱石〉九「女の心に覊絏の苦しみを与ふ」 〔抱朴子辞義

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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