美ん女(読み)びんじょ

精選版 日本国語大辞典 「美ん女」の意味・読み・例文・類語

びん‐じょ‥ヂョ【美女・便女】

  1. 〘 名詞 〙
  2. びじょ(美女)
    1. [初出の実例]「つぼねの中に、まことにけたかきびん女一人おはします」(出典:御伽草子・厳島の縁起(室町時代物語集所収)(室町末))
  3. びじょ(美女)
    1. [初出の実例]「木曾殿は信濃より、ともゑ・山吹とて、二人の便女を具せられたり」(出典:平家物語(13C前)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android