日本歴史地名大系 「羽貫谷地村」の解説 羽貫谷地村はぬきやちむら 秋田県:仙北郡千畑村羽貫谷地村[現在地名]千畑村羽貫谷地丸子(まるこ)川の扇状地先端部にあり、東の鑓田(やりた)村(現六郷町)から西の大曲(おおまがり)(現大曲市)に通ずる脇道に沿う。東は畑屋(はたや)村、南は六郷本館(ろくごうもとだて)村(現六郷町)に接する。文禄三年(一五九四)の中郡領知上り高(六郷の歴史)に「つき館むら 羽貫谷地也」とあり、二六八石が記され、紫草の記載もあり、六郷氏の一統神尾町氏の本領として、豊臣秀吉の安堵を受けた。正保四年(一六四七)の出羽一国絵図に葉木谷地三四七石と記される。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by