ことわざを知る辞典 「習わぬ経は読めぬ」の解説 習わぬ経は読めぬ 素養のないことは、やろうとしても簡単にできるものではない。 [解説] 「門前の小僧習わぬ経を読む」を想起させる表現で、これに先行する「寺のほとりの童わらんべはならわぬ経をよむ」などを意識し、打ち返したものでしょう。たしかに、一般的には、習わなければ経は読めないのがふつうです。「読む」は、現代では黙読を意味することが多いのですが、古くは口に出して読むのが一般的で、経の場合は節をつけて朗誦するものでした。 出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報