老い痴らふ(読み)オイシラウ

デジタル大辞泉 「老い痴らふ」の意味・読み・例文・類語

おい‐しら・う〔‐しらふ〕【老い痴らふ】

[動ハ四]年をとってぼける。もうろくする。
「―・へる人々、うち泣きつつめで聞こゆ」〈賢木

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「老い痴らふ」の意味・読み・例文・類語

おい‐しら・う‥しらふ【老痴】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 年を取って、もうろくする。年をとって、ぼける。おいしれる。
    1. [初出の実例]「女房などの、院の御時よりさぶらひて老しらへるどもは」(出典:源氏物語(1001‐14頃)明石)
  2. [ 2 ] 〘 自動詞 ハ行下二段活用 〙 [ 一 ]に同じ。
    1. [初出の実例]「奥の方より、おいしらへたる声したる人出で来て」(出典:浜松中納言物語(11C中)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む