御時(読み)オオントキ

デジタル大辞泉 「御時」の意味・読み・例文・類語

おおん‐とき〔おほん‐〕【御時】

天皇治世の時代御代みよ
「いづれの―にか」〈桐壺

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精選版 日本国語大辞典 「御時」の意味・読み・例文・類語

おおん‐ときおほん‥【御時】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「おおん」は接頭語。「おほむとき」とも表記 ) 天皇を尊敬し、その在位する時代をいう語。御代(みよ)。御治世。
    1. [初出の実例]「いにしへより、かくつたはるうちにも、ならの御時よりぞ、ひろまりにける」(出典:古今和歌集(905‐914)仮名序)

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