老入(読み)おいいれ

精選版 日本国語大辞典 「老入」の意味・読み・例文・類語

おい‐いれ【老入】

  1. 〘 名詞 〙 年を取ること。年を取ってからあとのこと。また、その境遇。おいいり。
    1. [初出の実例]「老入れの栄花まで、此比(ころ)思案しめおいた」(出典浄瑠璃栬狩剣本地(1714)三)

おいれ【老入】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「おいいれ(老入)」の変化した語 ) 年をとって老いこむこと。年をとってから後のこと。
    1. [初出の実例]「大礒は和田が老入れのこひ納め」(出典:俳諧・うたたね(1694))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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