老莱子(読み)ロウライシ

デジタル大辞泉 「老莱子」の意味・読み・例文・類語

ろうらいし〔ラウライシ〕【老莱子】

中国春秋時代の楚の思想家。世を避けて隠棲し、楚王の招きにも応じなかった。「老莱子」15編を著したという。生没年未詳。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「老莱子」の意味・読み・例文・類語

ろうらい‐しラウライ‥【老莱子】

  1. 中国春秋時代楚の賢人。世を避けて隠棲し、楚王の招きにも応じなかった。親に孝を尽くし、七〇歳でなお五色模様のある衣を着、嬰児しぐさをして親に歳を忘れさせ、喜ばせたという。生没年未詳。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android