嬰児(読み)えいじ

精選版 日本国語大辞典 「嬰児」の意味・読み・例文・類語

えい‐じ【嬰児】

〘名〙 生まれて間もない子供赤ん坊。みどりご。
※本朝麗藻(1010か)下・覲謁之後以詩贈太宋客羌世昌、重寄藤原為時〉「嬰児生長母兄老。両地何時意緒通」
ささめごと(1463‐64頃)下「大仏南都にありといへらん程の事は、三歳の嬰児も知るなるべきか」 〔老子‐二〇〕

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デジタル大辞泉 「嬰児」の意味・読み・例文・類語

えい‐じ【×嬰児】

生まれたばかりの赤ん坊。ちのみご。乳児
[類語]赤ん坊赤ちゃん赤子ベビーみどりご乳児乳飲み子

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普及版 字通 「嬰児」の読み・字形・画数・意味

【嬰児】えいじ

みどりご。幼児。〔老子、十〕氣を專らにして柔を致し、能く嬰兒のごとくならんか。

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