耳打村(読み)みみうちむら

日本歴史地名大系 「耳打村」の解説

耳打村
みみうちむら

[現在地名]本宮町耳打

皆瀬川みなせがわ村の北にあり、村内を四村よむら川が曲流する。応永三〇年(一四二三)五月二五日付の耳打七郎太郎畠地・荒野相博状(中原家文書)に「みゝうちおうちのへら」とみえ、また「耳内」とも書く(文安三年一二月七日付「大野太郎兵衛五郎荒野売渡状」同文書)。慶長検地高目録によると村高四一石余、小物成二・二四六石。和歌山藩新宮領で受川組に属し、明和寛政(一七六四―一八〇一)頃の家数二九(新宮領分見聞記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android