デジタル大辞泉
「聞き慣らふ」の意味・読み・例文・類語
きき‐なら・う〔‐ならふ〕【聞き慣らふ】
[動ハ四]いつも聞いて耳慣れている。聞き慣れている。
「幼くより―・ひ侍れど、その心知らぬこと侍り」〈徒然・一三五〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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きき‐なら・う‥ならふ【聞慣・聞習】
- 〘 他動詞 ハ行四段活用 〙
- ① いつも聞いて習慣になる。耳なれている。聞きなれる。
- [初出の実例]「あやしう、れいならずの給へば、ききならはぬ心ちなむ、おどろきながらなむ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)国譲下)
- ② 聞いて学ぶ。耳から聞くだけで学ぶ。
- [初出の実例]「ものなれぬ男は聞きならはざれば、忘るるはことわりなり」(出典:御伽草子・一尼公(つれなしの尼君)(室町時代物語大成所収)(室町末))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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