聞捨(読み)ききずて

精選版 日本国語大辞典 「聞捨」の意味・読み・例文・類語

きき‐ずて【聞捨】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ききすて」とも ) 聞いたことを心にとめないこと。人のことばなどを無視すること。聞き流し。
    1. [初出の実例]「『命が惜くば』といふ声を聞捨(ステ)にして」(出典浮世草子世間胸算用(1692)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android