精選版 日本国語大辞典 「肖者」の意味・読み・例文・類語
あやかり‐もの【肖者】
- 〘 名詞 〙 同じようになりたいと、こちらが思うほどのしあわせな人。また、しあわせな人に似て、しあわせになった人。果報者。〔運歩色葉(1548)〕
- [初出の実例]「其身一代に弐千貫目しこためて、行年八十八歳、世の人あやかり物とて」(出典:浮世草子・日本永代蔵(1688)一)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...