肝膾を作る(読み)キモナマスヲツクル

デジタル大辞泉 「肝膾を作る」の意味・読み・例文・類語

肝膾きもなますつく・る

内臓を切り刻むほどの思いをする意》非常に心配する。気をもむ。
「―・り、かたづを飲める者もあり」〈盛衰記・四二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「肝膾を作る」の意味・読み・例文・類語

きもなます【肝膾】 を 作(つく)

  1. ( 内臓を切り刻むほどの思いをする意 ) ひどく心配する。心痛する。気をもむ。
    1. [初出の実例]「此の扇誰れか射よと仰せられんと、肝膾(キモナマス)を作り、難唾(かたづ)を飲まる者もあり」(出典源平盛衰記(14C前)四二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む