肥後てまり(読み)ひごてまり

事典 日本の地域ブランド・名産品 「肥後てまり」の解説

肥後てまり[人形・玩具]
ひごてまり

九州・沖縄地方、熊本県の地域ブランド。
熊本市で製作されている。有名な手まり唄「あんたがたどこさ」に出てくる手まりは、この肥後手まりといわれる。江戸時代、城勤めの奥女中たちが手慰みでつくり始めたものが、各地城下町に伝わり代々肥後の女性に受け継がれてきた。明治時代中頃から、ゴムまりの普及で姿を消していたが、1968(昭和43)年に肥後てまり同好会ができ、その技術が伝承されている。熊本県伝統工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む