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熊本県 くまもと

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

熊本県
くまもと

面積 7404.73km2(境界未定)。人口 181万7426(2010)。年降水量 1985.8mm(熊本市)。年平均気温 16.9℃(熊本市)。県庁所在地 熊本市。県木 クスノキ

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デジタル大辞泉の解説

くまもと‐けん【熊本県】

熊本

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日本の地名がわかる事典の解説

〔熊本県〕熊本〈県〉(くまもと〈けん〉)


九州地方中西部に位置する県。
北九州・南九州、両地方の性格をもち、基幹産業である農業のほか、近年は先端技術関連の工業発展がめざましい。北は福岡県、東は大分県・宮崎県、南は鹿児島県に接する。県域の東部に阿蘇(あそ)山や九州山地の山々があり、西部は有明(ありあけ)海・島原(しまばら)湾・八代(やつしろ)海の内海と天草灘(あまくさなだ)に面する。人口は西の平野部に集中し、山間部の町村では過疎問題を抱える。人口182万2331。面積7404.79km2。人口密度246.10人/km2。管轄市町村は14市23町8村。県庁所在地は熊本市。県花はリンドウ
歴史を見ると、県中央部、上益城郡甲佐(こうさ)町の大峰遺跡から旧石器時代の石器が発見されているほか、縄文時代・弥生時代の遺跡や貝塚も各地に分布。古墳時代には、銀象嵌(ぞうがん)銘の直刀を出土した玉名郡和水(なごみ)町の江田船山(えたふなやま)古墳や、多くの装飾古墳がつくられた。大化(たいか)の改新後は肥後(ひご)国に相当し、大宰府(だざいふ)を介して中央勢力の支配下に入った。平安時代は数十ヵ所の荘園(しょうえん)が乱立し、このなかから菊池(きくち)氏・阿蘇(あそ)氏・相良(さがら)氏が台頭。戦国時代になると近隣の大友(おおとも)氏・竜造寺(りゅうぞうじ)氏・島津(しまづ)氏が侵入して混乱期を迎え、豊臣秀吉(とよとみひでよし)の九州統一によって安定した。関ヶ原(せきがはら)の戦い後は国の大半を熊本藩の加藤清正(かとうきよまさ)が所領し、熊本城の築城と城下町経営などに尽力。1632年(寛永(かんえい)9)からは細川(ほそかわ)氏が新領主となり、政治改革ほか干拓地の造成、河川改修、街道整備などを行った。一方、球磨(くま)地方は明治期まで相良氏の人吉(ひとよし)藩が支配。1871年(明治4)の廃藩置県で熊本県・人吉県が誕生。分離・合併を経て熊本県は一時白川(しらかわ)県と名を改めるが、1876年熊本県への再改称により今日に至る。1877年の西南戦争では熊本城ほか県内各地が戦場となった。現代史で特筆すべきは公害病に認定された水俣(みなまた)病の発生である。
地勢を見ると、県北は北に筑肥(ちくひ)山地が連なり、菊池平野・熊本平野・八代平野の各平野が広がる。県南は九州山地の急峻(きゅうしゅん)な山岳地帯に属する。東部には世界最大級のカルデラをもつ阿蘇山が位置し、中(なか)岳が活発な火山活動をみせる。また島原湾に向かって宇土(うと)半島が突出し、その先に大小200の島々からなる天草諸島が連なる。気候は、平野部は内陸性気候で山地部は山岳気候、天草諸島海岸部は穏やか海洋性気候を示す。春から夏に降雨が集中し、梅雨期と台風期には豪雨による被害が生じやすい。
産業は、農業では、専業農家が比較的多く、水田が耕地面積の約6割を占めるが、農業産出額は野菜・畜産・米・果実の順となる。野菜は稲作の裏作として普及し、全国一の生産量を誇るトマトをはじめ、果実ではスイカ・デコポン・イチゴ・メロンなどの生産量が多い。イグサは生産量全国第1位。島や海岸部ではミカン・アマナツミカンの栽培が盛ん。また阿蘇山周辺の草地では乳牛・肉牛の飼育が行われる。芦北(あしきた)・小国(おぐに)・天草・球磨の各地方は林業を基幹産業としているが、外材の輸入増加で不振となり、シイタケ・クリ栽培に転換する林業家も多い。工業は、中小工場が圧倒的多数を占めるが、水俣市の化学工業のほか製紙・セメント・化学・造船などの大工場が集まる八代・有明の臨海工業地帯が主力。1960年代後半からIC(集積回路)生産を中心とする電機工業が熊本市周辺の内陸部に立地しはじめ、先端技術産業の集積が進んだ。工業製品出荷額は全国レベルでは低いが、電機・輸送用機器などの伸長が著しい。
観光では、カルデラと高原風景で名高い阿蘇くじゅう国立公園、多くのキリシタン史跡とリアス式海岸をもつ雲仙天草(うんぜんあまくさ)国立公園、熊本城や水前寺成趣(すいぜんじじょうじゅ)園などの史跡が集中する熊本市内の3地域が観光客を集める。古墳・温泉の多い山鹿(やまが)市や玉名(たまな)市周辺の人気も高い。阿蘇市の阿蘇の農耕祭事、菊池市の菊池の松囃子(まつばやし)が国の重要無形民俗文化財に指定されている。祭りでは、阿蘇市と周辺の町村で2月から4月にかけて盛大に行われる阿蘇の火まつりをはじめ、八代市では球磨(くま)川で八代くま川祭り、熊本市では県内最大規模の藤崎八旛宮(ふじさきはちまんぐう)秋季例大祭(れいたいさい)が9月に行われる。
葦北郡
阿蘇郡
阿蘇市
天草郡
天草市
荒尾市
宇城市
宇土市
上天草市
上益城郡
菊池郡
菊池市
球磨郡
熊本市
合志市
下益城郡
玉名郡
玉名市
人吉市
水俣市
八代郡
八代市
山鹿市

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