精選版 日本国語大辞典 「肩を裾に結ぶ」の意味・読み・例文・類語
かた【肩】 を 裾(すそ)に結(むす)ぶ
- ① 着物などを肩と裾とを取りちがえて着る。
- [初出の実例]「肩を結んで裾に下げ、裾を結びて肩にかけ、筵切れ菅薦の乱れ心ながら」(出典:謡曲・百万(1423頃))
- ② なりふりかまわず働く。妻が夫のためにかいがいしくふるまうさまなどにいう。
- [初出の実例]「男にほれてゐる女房の〈略〉肩を裾へむすんで、握り飯食てくらす日はあれど」(出典:浮世草子・庭訓染匂車(1716)四)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...
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