肩上が下りる(読み)かたあげがおりる

精選版 日本国語大辞典 「肩上が下りる」の意味・読み・例文・類語

かたあげ【肩上】 が=下(お)りる[=取(と)れる]

  1. 肩上げをはずして裄(ゆき)の長い着物を着るようになる。子どもが成人する。
    1. [初出の実例]「肩あげもおりぬに尻が綻る」(出典:雑俳・柳多留‐六〇(1812))
    2. 「まだ肩揚もとれぬ小供の癖に、小癪な事を云ふ様であるが」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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