肩裾結ぶ(読み)かたすそむすぶ

精選版 日本国語大辞典 「肩裾結ぶ」の意味・読み・例文・類語

かたすそ【肩裾】 結(むす)

貧乏人襤褸(ぼろ)を着る。着物が朽ちて糸でつづることもできないさまにいう。
※浄瑠璃・博多小女郎波枕(1718)上「肩裾結び手を引て、人の戸口にすがる共、かはした詞ちがやせぬ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android