精選版 日本国語大辞典 「背恰好」の意味・読み・例文・類語
せ‐かっこう‥カッカウ【背恰好】
- 〘 名詞 〙 =せいかっこう(背恰好)
せい‐かっこう‥カッカウ【背恰好】
- 〘 名詞 〙 背の高さやからだつき。すがたかたち。せかっこう。
- [初出の実例]「あいつが顔付せいかっかう成人するに従ひ、死なれた旦那に生写し」(出典:浄瑠璃・女殺油地獄(1721)中)
《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...