胸に浮かぶ(読み)ムネニウカブ

デジタル大辞泉 「胸に浮かぶ」の意味・読み・例文・類語

むねか・ぶ

心に思い浮かぶ。ふと思いつく。「―・んだままを文章にする」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「胸に浮かぶ」の意味・読み・例文・類語

むね【胸】 に 浮(う)かぶ

  1. 想像して心に描く。思い浮かべる。また、ふと思いつく。急に考えつく。
    1. [初出の実例]「武士に似気なき今の繰言、是れと申すも大望を、寸の間忘れぬ平太ゆゑ、思はず胸(ムネ)に浮(ウカ)びしならん」(出典:歌舞伎・星月夜見聞実記(荏柄の平太)(1880)三幕)

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