精選版 日本国語大辞典 「胸に鑢を掛く」の意味・読み・例文・類語 むね【胸】 に 鑢(やすり)を掛(か)く ひどく苦悩する。心を痛切に悩ませる。[初出の実例]「在所の親仁姉御にも悲しいことを聞すと思へば、此胸にやすりをかけ肝を猛火で熬(い)る様な」(出典:浄瑠璃・心中宵庚申(1722)道行) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例