胸走火(読み)むねはしりび

精選版 日本国語大辞典 「胸走火」の意味・読み・例文・類語

むね‐はしりび【胸走火】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「胸走り」と「走り火」とを重ねた語 ) 胸さわぎがして落ち着かない思いを、はねとぶ火にたとえていう語。
    1. [初出の実例]「人にあはん月のなきには思ひおきてむねはしり火に心やけをり〈小野小町〉」(出典:古今和歌集(905‐914)雑体・一〇三〇)

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