胸高(読み)ムナダカ

デジタル大辞泉 「胸高」の意味・読み・例文・類語

むな‐だか【胸高】

[名・形動]帯などを胸のあたりに高く締めること。また、そのさま。「胸高に帯を締める」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 御乳母 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「胸高」の意味・読み・例文・類語

むな‐だか【胸高】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙
  2. 胸が張って盛り上がっているさま。
    1. [初出の実例]「つっはって・御乳母はちちでむな高な」(出典:雑俳・西国船(1702))
  3. 帯などを高く胸のあたりに締めているさま。
    1. [初出の実例]「帯は胸高(ムナダカ)にして」(出典浮世草子好色一代男(1682)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android