脇荷物(読み)わきにもつ

精選版 日本国語大辞典 「脇荷物」の意味・読み・例文・類語

わき‐にもつ【脇荷物】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代長崎での日蘭貿易で、蘭領東インド会社との交易品を本方荷物と称したのに対し、それ以外の私人交易での商品をいう。
    1. [初出の実例]「本方并脇荷物商人見せ之節」(出典:阿蘭陀通詞勤方書留)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android