脛巾瘡(読み)はばきがさ

精選版 日本国語大辞典 「脛巾瘡」の意味・読み・例文・類語

はばき‐がさ【脛巾瘡】

  1. 〘 名詞 〙 皮膚病一種湿疹・痒疹などをいう。多く脛巾を着けるあたりに起こるところからいう。がんがさ。がんそう。
    1. [初出の実例]「さがして猿の銭を吹出す 脚(ハハキ)瘡ゐろりに立てあぶりけり〈山蜂〉」(出典:俳諧・末若葉(1697)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む