最新 地学事典 「脱水溶融」の解説
だっすいようゆう
脱水溶融
dehydration melting
変成岩が高温条件下で部分溶融する過程において,雲母や角閃石などの含水珪酸塩鉱物がH2Oを放出(脱水反応)して溶融が促進されメルトを生成するプロセス。含水珪酸塩鉱物由来のH2Oはメルト中に融解しており水蒸気は存在しないため,vapor-absent dehydration meltingと呼ぶことがある。脱水溶融では,部分溶融に伴いメルトとともに新たな無水鉱物が生成されるため,非調和溶融と見なされる。
執筆者:小山内 康人
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

