脱珪酸作用(読み)だつけいさんさよう

最新 地学事典 「脱珪酸作用」の解説

だつけいさんさよう
脱珪酸作用

desilication

(1)岩石中の珪酸塩鉱物の分解,あるいはマグマと周囲の岩石との反応により,岩石あるいはマグマから珪酸が除去される作用脱珪化作用とも。[沢井 長雄]
(2)化学的風化作用により土壌・岩石から珪酸が失われていく作用。高温多湿な熱帯気候下では,石英を除く珪酸塩鉱物が激しい風化を受け,中性付近のpH条件下で珪酸塩の加水分解が進行,浸透水により可溶性メタ珪酸が溶脱する。同条件下では鉄やアルミニウム残留鉄アルミナ富化作用が進行する。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 加藤

岩石学辞典 「脱珪酸作用」の解説

脱珪酸作用

desilication: ある物質から珪素(Si)あるいは珪酸(SiO2)が取り除かれる作用.他の化合物が添加されることなく,またはSiO2の代わりに他の酸で置換して,SiO2と基が分離する作用をいう.岩石やマグマからSiO2が除去される[Van Hise : 1904].
desilification: 遊離したSiO2が除去される作用.除去されたSiO2が他の化合物で置換されることも,置換されないこともある[Van Hise : 1904].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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