脹らか(読み)ホコラカ

デジタル大辞泉 「脹らか」の意味・読み・例文・類語

ほこら‐か【×脹らか】

[形動ナリ]ふっくらとしているさま。ふくよか。ふくらか。
御鬢茎びんぐき―に愛敬づきて」〈延慶本平家・二中〉

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精選版 日本国語大辞典 「脹らか」の意味・読み・例文・類語

ほこら‐か【脹か】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「か」は接尾語 ) ふっくらとしたさま。肥えているさま。ふくよか。ふくらか。
    1. [初出の実例]「御鬢茎ほこらかに、愛敬づきて」(出典:延慶本平家(1309‐10)二中)

ふくら‐か【脹か】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「か」は接尾語 ) 柔らかくふっくらとしたさま。ふくよか。ふくやか。
    1. [初出の実例]「つらいと赤うふくらかなる」(出典:能因本枕(10C終)六二)

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